徳川家康の名言集(2)
名言11
己を責めて、人を責むるな。
名言12
大将というものはな、家臣から敬われているようで、たえず落ち度を探されており、恐れられているようで侮られ、親しまれているようで疎んじられ、好かれているようで憎まれているものよ。
名言13
人を知らんと欲せば、我が心の正直を基として、人の心底を能く察すべし。
言と形とに迷ふべからず。
名言14
われ志を得ざるとき忍耐この二字を守れり。
われ志を得んとするとき大胆不敵この四字を守れり。
われ志を得てのち油断大敵この四字を守れり。
名言15
我がために悪しきことは、ひとのためにも悪しきぞ。
名言16
決断は、実のところそんなに難しいことではない。
難しいのはその前の熟慮である。
名言17
一手の大将たる者が、味方の諸人の「ぼんのくぼ(首の後ろのくぼみ)」を見て、敵などに勝てるものではない。
名言18
人の一生は、重荷を負うて遠き道をゆくがごとし。
急ぐべからず。
名言19
多勢は勢ひをたのみ、少数は一つの心に働く。
名言20
いくら考えても、どうにもならぬときは、四つ辻へ立って、杖の倒れたほうへ歩む。
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