魯迅の名言集(3)
名言21
世間の人はサーベルが軍人を指揮するものだと思っている。
それが文人も指揮できることには気がついていない。
名言22
君たちは生命の力にみちあふれている。
深林に出会えば開いて平地にすることができる。
曠野(こうや)に出会えば樹木を植えることができる。
砂漠に出会えば井戸を掘ることができる。
名言23
うしろをふり向く必要はない。
あなたの前にはいくらでも道があるのだから。
名言24
偉人が化石になり、人々が彼を偉人だと称讃するときになると、彼は傀儡(かいらい)になっているのだ。
ある種の人々が偉人だとか小人物だとかいうのは、自己のために利用できる効果の濃淡について言っているのだ。
名言25
戦場に出るなら軍医になるがいい。
革命運動をやるなら後方勤務がいい。
人を殺すなら首斬り役人になるがいい。
英雄であって、しかも安全だ。
名言26
決心する限り、奮闘する限り、必ず成功する。
名言27
天才なんかあるものか。
僕は他人がコーヒーを飲んでいる時間に仕事をしただけだ。
名言28
青年時代に悲観していてはいけません。
徹底的に戦うのです。
名言29
青年時代には不満はあっても悲観してはならない。
つねに抗戦し、かつ自衛せよ。
もしいばらにして踏まねばならぬものなら、もとより踏むのもよいが、踏まずにすむものなら、みだりに踏むべきではない。
名言30
自分で盗賊だと名乗るものは用心する必要がない。
裏をかえせば善人だから。
自分で正人君子だと名乗るものは用心しなければならぬ。
裏をかえせば盗賊だから。
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