デカルトの名言集(3)
名言21
決断ができない人間は、欲望が大きすぎるか、悟性が足りないのだ。
名言22
哲学はあらゆることについて、まことしやかな話をし、学の浅い人々の称賛を博する手段を与える。
名言23
精神を向上させるためには、学ぶことよりもより多く熟考していくべきである。
名言24
どこかの森に迷い込んだ旅人たちは、あちらへ向かったり、こちらへ向かったりして迷い歩くべきではなく、いわんやまた一つの場所にとどまっているべきでもなく、つねに同じ方向に、できる限りまっすぐに歩むべきである。
その方向を彼らに選ばせたものが初めは単なる偶然にすぎなかったかもしれぬにしても、少々の理由ではその方向を変えるべきではない。
というのは、旅人たちは彼らの望むちょうどその場所に行けなくても、少なくとも最後にはどこかにたどりつき、それはおそらく森の真ん中よりはよい場所であろうからである。
名言25
秀でたる知性を有するだけでは十分ではない。
大切なのは、それをうまく活用することである。
名言26
完全数は完全な人間と同様、極めてまれだ。
名言27
最も優れた人間は、最高の美徳だけではなく最大の悪徳も持つ。
名言28
楽観主義者は何もないところに明かりを見るが、なぜ悲観主義者はいつだってその明かりを吹き消そうとするのだろうか?
名言29
経験というものは、人が知識において進めば進むほど、その必要性を感じさせるものである。
名言30
自然は人間を嫌う。
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