カントの名言集(4)
名言31
自分の一つ一つの行為が普遍的法則になるかのように生きるのだ。
名言32
哲学は学べない。
学べるのは哲学することだけである。
名言33
酒は口を軽快にする。
だが、酒はさらに心を打ち明けさせる。
こうして酒はひとつの道徳的性質、つまり心の率直さを運ぶ物質である。
名言34
美には客観的な原理はない。
名言35
真の人間性に最もよく調和する愉しみは、よき仲間との愉しい食事である。
名言36
我々は光のもとで暗闇を、幸福のもとで悲惨を、満足のもとで苦痛を思い起こすことはまれである。
しかし、その逆はいつもである。
名言37
宗教とは、我々の義務のすべてを神の命令とみなすことである。
名言38
幸福とは理性の理想ではなく、想像の理想である。
名言39
法律においては、他人の権利を侵害する時には罰せられる。
道徳においては、侵害しようと考えるだけで罪である。
名言40
何度も繰り返し長い時間をかけて考えれば考えるほど、いつも新たな、いよいよ強い感嘆と畏敬とで心をみたすものが二つある。
私の上なる星空と私の内なる道徳法則とである。

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