
長嶋茂雄は、日本のプロ野球界を語る上で外せない存在です。彼の言葉には、その人生を通じて培われた想いや哲学がぎゅっと詰まっています。特に「我が巨人軍は永久に不滅です」という名言は、単なる強さや伝統を超え、チームへの深い愛情と闘魂を感じさせるものです。
「我が巨人軍は永久に不滅です」
長嶋茂雄 名言
長嶋茂雄ってどんな人?
項目 | 内容 |
---|---|
生年月日 | 1936年2月20日 |
出身地 | 千葉県印旛郡臼井町(現・佐倉市) |
初期のクラブ | 読売ジャイアンツ |
通算安打数 | 2471安打 |
通算本塁打数 | 444 |
通算MVP | 5回 |
首位打者 | 6回 |
本塁打王 | 2回 |
打点王 | 5回 |
名言 | 「我が巨人軍は永久に不滅です」 |
長嶋茂雄は、1936年2月20日に千葉県印旛郡臼井町(現・佐倉市)で生まれました。彼は1958年に読売ジャイアンツに入団し、その年の新人王、本塁打王、打点王を獲得しました。彼の活躍は止まることなく、その後も多くの記録を打ち立てました。彼は日本プロ野球において400本塁打・2000安打の同時達成は大卒では史上初である。NPB最多記録となる最多安打を10回獲得、セ・リーグ最多記録となる首位打者を6回獲得しました。1974年10月14日、長嶋茂雄さんは挨拶であの名言「我が巨人軍は永久に不滅です」を残し現役を引退しました。引退後すぐに長嶋茂雄さんはジャイアンツの監督に就任、1980年までチームを導きます。
伝説の天覧試合
長嶋茂雄の伝説の中でも特に有名なのが、1959年6月25日に行われた天覧試合でのサヨナラホームランです。天覧試合とは、天皇・皇后両陛下のご臨席を賜った試合のことを指し、プロ野球ではこの試合が唯一の例です。試合は巨人対阪神戦で、長嶋さんや王貞治さんらのホームランも飛び出す見ごたえのあるものでした。試合は同点のまま9回裏を迎え、両陛下がご退席される21時15分の3分前に長嶋さんへ打席が回ってきました。長嶋さんはレフトポール際にサヨナラホームランを放ち、試合に決着をつけました。長嶋さんはホームベースを回っている途中で拍手をしている両陛下の姿を目の当たりにし、のちに「野球をやっていて良かった」と当時を振り返っています。
引退スピーチ「我が巨人軍は永久に不滅です」全文
「我が巨人軍は永久に不滅です」
長嶋茂雄 名言 「我が巨人軍は永久に不滅です」
次スピーチは長嶋茂雄の引退スピーチで巨人軍とファンに対する感謝の気持ちと、巨人軍の未来への決意を表現したもので、多くのファンに感動を与えました。また、このスピーチの中で最も有名なフレーズ「我が巨人軍は永久に不滅です」は、長嶋茂雄さんの強い信念と巨人軍への愛情を象徴する言葉として、今もなお語り継がれています。
全文「昭和33年、栄光の巨人軍に入団以来、今日まで17年間、巨人並びに長嶋茂雄のために、絶大なるご支援を頂きまして、誠にありがとうございました。皆様から頂戴致しましたご支援、熱烈なる応援を頂きまして、今日まで、私なりの野球生活を続けて参りました。今ここに、自らの体力の限界を知るに至り、引退を決意致しました。振り返りますれば、17年間にわたる現役生活、いろいろなことがございました。その試合をひとつひとつ思い起こしますときに、好調時は皆様の激しい、大きな拍手をこの背番号3を、さらに闘志を掻き立ててくれ……。また、不調なとき、皆様のあたたかいご声援の数々のひとつに支えられまして……。今日まで支えられてきました。不運にも、我が巨人軍はV10を目指し、監督以下、選手一丸となり死力を尽くして最後の最後までベストを尽くし闘いましたが、力ここに及ばず、10連覇の夢は敗れ去りました。私は、今日、引退を致しますが、我が巨人軍は永久に不滅です!今後、微力ではありますが、巨人軍の新しい歴史の発展のために、栄光ある巨人が明日の勝利のために、今日まで皆様方から頂いたご支援、ご声援を糧としまして、さらに前進して行く覚悟でございます。長い間皆さん、本当にありがとうございました。」
長嶋茂雄の「努力」がわかる名言
「天才とは、99%の努力と1%のひらめきである。」
長嶋茂雄 名言 「努力」
解説:長嶋茂雄は「天才」と称されることが多いですが、この言葉はその裏にある膨大な努力を物語っています。ひらめきやセンスだけでなく、日々の練習や鍛錬が大事だということを説き、才能だけでなく努力を積み重ねる重要性を強調しています。
「どれだけ苦しくても、目の前の練習を一つ一つやり遂げる。それが大事なんだ。」
長嶋茂雄 名言 「努力」
解説:日々の地道な練習を重視する長嶋茂雄の姿勢がよく表れています。大きな目標を達成するには、毎日の小さなステップを積み上げることが不可欠であると語っています。この考えはプロだけでなく、どの分野でも通じる普遍的な真理です。
「素振り一つに全てを込める。それがプロとしての覚悟だ。」
長嶋茂雄 名言 「努力」
解説:一見単純な素振りも、長嶋茂雄にとってはプロとしての真剣勝負の一環です。この言葉からは、基本を徹底する姿勢と、それを何度も繰り返す忍耐力が感じられます。基礎を侮らない彼の努力家としての一面がよく伝わる言葉です。
長嶋茂雄の「面白い」名言
「ホームランを打った後、どのベースから回るか悩んだことがあるんだ。」
長嶋茂雄 面白い名言
解説:長嶋茂雄の天然な一面が垣間見えるユーモラスな名言です。普通の人にはありえない話ですが、彼ならではの天才的でちょっとお茶目なエピソードが、多くの人を笑顔にしています。
「バッターボックスに入ったら、何も考えちゃいけない。ただ、打つ。それだけだ!」
長嶋茂雄 面白い名言
解説:長嶋茂雄の大胆で本能的なプレースタイルを象徴する言葉です。一見無謀に聞こえますが、練習で培った感覚を信じることが大切だという裏メッセージが込められています。彼の豪快なキャラクターがよく伝わる発言です。
「僕が守備をしている時、ボールが怖くて目をつむるんだ。でもね、不思議とボールがグローブに入るんだよ!」
長嶋茂雄 面白い名言
解説:長嶋茂雄らしい天然エピソードが光る名言です。プロ野球選手としてあり得ないように思えますが、彼の天性の才能とユーモアが詰まった一言です。この発言は彼がいかに直感的で感覚派の選手であったかを物語っています。
「一塁と三塁の区別?いやー、勢いでやってますよ!」
長嶋茂雄 面白い名言
解説:野球の基本である塁の位置すら、勢いで乗り切るという大胆なコメントです。彼の人懐っこい性格と、天才だからこその自由な発想を感じさせる一言。凡人には到底理解できない天才的な感覚を垣間見せています。
「ピッチャーが投げた瞬間、どのくらいカーブするか分かるんだ。でも打てるかどうかは別問題だよね!」
長嶋茂雄 面白い名言
解説:卓越した洞察力とちょっとしたお茶目さが同居した名言です。彼の能力の高さを感じると同時に、それでもミスすることを笑いに変えるユーモアがあります。長嶋茂雄の人間味あふれる魅力を象徴する発言です。
長嶋茂雄の不滅の名言集(1)
名言1
グランドに出たなら、先輩後輩の序列はないんだ。
名言2
長嶋茂雄であり続けることは、結構苦労するんですよ。
名言3
絶対に負けちゃいけない日、私はベンチで異常になる。
名言4
魂を込めて打てば、野手の正面をついたゴロでもイレギュラーする。
名言5
プロなら陰の苦労や苦悩を人前でみせるべきでない。
名言6
努力してますと練習を売り物にする選手は、プロフェッショナルといえない。
名言7
小さな白い球との長い戦いが終わったことを知りました。
名言8
若いプレイヤーが昔のように心から感動したり、感動しきれない。
それは、やはり時代でしょう。
だけど感動を知らない人生というのは、何か生きている味わいみたいなものがないわけです。
感動はスポーツばかりじゃありません。
あらゆるジャンルにある。
何かに感動しながら日々新たな気持ちで挑戦して行く。
これこそ生きる上での一番の王道と言えるのではないでしょうか。
名言9
いつもずっと思っていることは、現実になっていきます。
よいことを常に思っていましょう。
名言10
小さなボールと一本のバットには運命と人生がつまっている。
コメント