諸葛孔明ってどんな人?彼を象徴するエピソードや逸話4選と心に響く名言

みんな大好きキングダム、そして三国志といえばお馴染みこの人、諸葛亮孔明ですよね!その思慮の深い戦略から、何度も窮地を脱し形成を逆転し、その名を大陸に轟かせました。

そんな彼の名言に、「優れた人は静かに身を修め、徳を養なう」「才に傲りてもって人に驕らず、寵をもって威を作さず。」があります。優れた人はただ何も言わずに能力を付け、時を待つことが大切ということですね。さらには能力に驕らず、常に人に謙虚であるべきであるということですね。あんなに大胆な諸葛亮孔明でさえ、その影には血の滲むような努力があったことが窺えます。

そんな彼の逸話や名言を振り返り自分の人生に活かせることを少しでも見つけていきましょう。

諸葛孔明ってどんな人?

項目内容
名前諸葛孔明
生年西暦181年
出身地山東省
主な役職軍師将軍、左将軍、丞相
主な業績劉備との出会い、赤壁の戦いでの勝利、蜀の国力回復、魏への5回の侵攻
死因過労死(諸説あり)
死亡年西暦234年


諸葛孔明は三国志の時代に活躍した英知と策略で知られる軍師であり、実務に長けた政治家でもありました。181年に山東省で生まれ、青年期は勉学に励む日々を過ごしました。207年、劉備との出会いが彼の運命を大きく変えました。劉備は孔明の才能を見込んで彼を家臣として迎え、赤壁の戦いでの大勝やその後の蜀の統治において、孔明の策略や知略が大きく影響しました。劉備の死後、孔明は蜀の丞相として国を支え、五度の北伐を行いながらも漢の再興を目指しましたが、234年に病に倒れ、途中でその生涯を閉じました。彼の生涯は後世に多くの物語や映画、文学作品の題材となり、今もその名は多くの人々に愛されています。

諸葛孔明の逸話1(三顧の礼)

劉備が諸葛孔明の才能を聞きつけ、彼を迎え入れるべく訪ねる逸話です。しかし、最初の2回は孔明が家におらず、会うことができませんでした。劉備は諦めずに3度目の訪問を試み、この時ようやく孔明と会うことができました。劉備のこの熱意を見た孔明は感激し、劉備のもとで仕事をすることを決意しました。

諸葛孔明の逸話2(空城の計)

魏の司馬懿が大軍を率いて孔明の拠点である城を攻めてきた際、孔明は城の門を大きく開けて自ら門上に座り、琴を弾くという策を用いました。司馬懿はこれを見て孔明の罠を疑い、攻撃を中止して撤退しました。実際には孔明の軍は大きな損害を受けており、戦力的には劣勢でしたが、この策によって一時的に敵を退けることができました。

諸葛孔明の逸話3(草船借箭)

孔明は呉との連合軍で曹操軍との赤壁の戦いに挑む際、矢が不足していることに悩んでいました。そこで彼は敵から矢を借りるという策を思いつきます。霧の中、軍を編成して曹操軍の近くまで進出。その船には藁人形を立て、敵に矢を放たせました。曹操軍は藁人形に向けて大量の矢を放ち、孔明はこれを回収して矢の不足を解消しました。

諸葛孔明の逸話4(牛の油で火攻め)

こちらも逸話3でご紹介した赤壁の戦いでの逸話になります。諸葛孔明は曹操軍の船団に対する火攻めを計画しました。まずは火攻めの準備として、彼は大量の牛の油を用意しました。諸葛孔明は、牛の油を敵船に投げつけることで、炎が広がる速度を速め、敵船を一瞬で炎上させることを企んでいたのです。諸葛孔明の計画通り、火攻めが実行され、曹操軍の船団は瞬く間に炎上しました。これにより、曹操軍は大混乱に陥り、諸葛孔明の軍は大勝利を収めました

諸葛孔明の最後(死因)

彼の死因に関しては、具体的な病名や詳細な状況が史書に詳細に記述されているわけではありませんが、一般的には、234年、五丈原(現在の陝西省)での北伐の軍事作戦中に、疲労や過労が原因で亡くなったとされています。彼が五丈原での戦役中に病気や体調不良になり、これが彼の死の直接的な原因となったと考えられています。しかし、諸葛亮孔明の死因やその詳細については、異なる解釈や推測も存在するため、彼の死に関する真実は完全には明らかになっていないとも言えるでしょう。

諸葛孔明の妻

諸葛孔明の妻は、通常は黄氏と呼ばれます。彼女の名前は一般的に「黄月英」または「黄婉貞」として知られていますが、これらは実名ではなく史書に名前が残っていません。彼女は荊州の名士であった黄承彦の娘で、見た目は美人ではなかったようですが、父親の言った通りの利発な女性で、内助の功で孔明を支えたと言います。彼女には発明家としての才能があったとも言われています。また、彼女の父親の黄承彦の妻は、荊州の豪族であり荊州の刺史であった劉表に仕えていた蔡瑁の長女でした。したがって、黄承彦の娘を嫁にもらうということは、劉表とは義理の叔父・甥の関係になるということです。これは孔明にとって重要なことであったに違いありません。

諸葛孔明の名言集(1)

名言1

天下は一人の天下にあらず、すなわち天下の人の天下である。

名言2

将帥、勇ならざるは、将なきに同じ。

名言3

それ必勝の術、合変の形は機にあり。

名言4

人の心をつかめる人は、敵を消滅できる。
古来、兵は戦を好まない。

名言5

それ用兵の道は、人の和にあり。

名言6

勢力や権力を目的とした交際は、長続きさせることが困難である。

名言7

学ぶことで才能は開花する。
志がなければ、学問の完成はない。

名言8

優れた人は静かに身を修め、徳を養なう。

名言9

自分の心は秤のようなものである。
人の都合で上下したりはしない。

名言10

才に傲りてもって人に驕らず、寵をもって威を作さず。

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