瀬戸内寂聴の名言集(7)
名言61
心のこだわりをなくそうとするなら、まず人に施すことから始めてください。
施すのが惜しい時はなぜ惜しいかを徹底的に考えてみることです。
名言62
あらゆる戦争は悪だと思っています。
戦争にいい戦争なんてありません。
私たち老人は、そのことを語り継がなければなりません。
名言63
病気は神さまの与えてくださった休暇だと思って、ありがたく休養するのが一番いい。
名言64
おしゃれの女は、掃除が下手と見て、だいたいまちがいない。
名言65
心を込めて看病してきた人を亡くし、もっと何かしてあげればよかったと悲しみ悔んでも、亡くなった方は喜びません。
メソメソしているあなたを見てハラハラしていることでしょう。
早く元気を取り戻してください。
名言66
人間は生まれる場所や立場は違っても、一様に土にかえるか海に消えます。
なんと平等なことでしょう。
名言67
人に憎しみを持たないようにすると、必ず綺麗になりますよ。
やさしい心と奉仕の精神が美しさと若さを保つ何よりの化粧品なのです。
名言68
世間的に申し分のない夫や妻であっても、相手が欲していなければ、それは悪夫、悪妻です。
そんな時はさっさと別れて、自分の良さを認めてくれる相手を探すことです。
名言69
学校の成績なんて気にすることはありません。
何か好きなことが一つあって、それを一生懸命できるということが人生の一番の喜びなんです。
名言70
木々の緑や紅葉や美しい花が地球から消え去ったら、人間の暮らしは殺風景になり、感動することがなくなってしまうでしょう。
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