太宰治の名言39選と性格！「斜陽」や「人間失格」の作者は借金の天才(Page 2)

名言11

今の女性は個性がない、深みがない、
批判はあっても答えがない、独創性に乏しく模倣ばかり。
さらに無責任で自重を知らず、お上品ぶっていながら気品がない。

名言12

子供より親が大事、と思いたい。
子供のために、等と、古風な道学者みたいな事を殊勝さらく考えても、何、子供よりも、その親の方が弱いのだ。

名言13

好奇心を爆発させるのも冒険、また、好奇心を抑制するのも、やっぱり冒険、どちらも危険さ。
人には、宿命というものがあるんだよ。

名言14

僕は今まで、説教されて、改心したことが、まだいちどもない。
説教している人を、偉いなあと思ったことも、まだ一度もない。

名言15

幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ。

名言16

ぽかんと花を眺めながら、人間も、本当によいところがある、と思った。
花の美しさを見つけたのは人間だし、花を愛するのも人間だもの。

名言17

学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。
けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。
これだ。
これが貴いのだ。
勉強しなければいかん。

名言18

信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。

名言19

鉄は赤く熱しているうちに打つべきである。
花は満開のうちに眺むべきである。
私は晩年の芸術というものを否定している。

名言20

人から尊敬されようと思わぬ人たちと遊びたい。
けれども、そんないい人たちは、僕と遊んでくれやしない。