ドストエフスキーの名言集(3)
名言21
娘の恋は母にとっては死である。
名言22
自分はこの目のまえに立っている犯罪者とまったくおなじような罪人である。
いや、自分こそ、この目のまえに立っている。
人間の犯罪に対し、だれよりもさきに重い罪があるのだと、みずから認識しないかぎり、この地上には犯罪者を裁くことのできる者は存在しないのだ。
名言23
どうか偶然なんてことをあてにしないでください。
偶然のない人生というのもあるのですから。
名言24
人類の最も偉大な思考は、意志をパンに変えるということである。
名言25
愛のないところには、良識もまた育たない。
名言26
もちろん金は絶対的な力である。
と同時に、平等の極致でもある。
金の持つ偉大な力は、まさにそこにあるのだ。
金はすべての不平等を平等にする。
名言27
娘が自分で惚れた男というのは、父親の目にはいつだって一番つまらない男に見えるものだ。
名言28
みんなのために自発的にいのちを捨てること、みんなのために十字架にのぼり、火刑の火の中に入ることは、個性が最も強度に発達したときに初めてできることである。
名言29
真の紳士は、持てる物をすべて失ったとしても感情を表してはならない。
お金はまったく紳士の関心の外にあることであり、気にかける価値もない。
名言30
人間というものは、不幸の方だけを並べ立てて幸福の方は数えようとしないものなんだ。
コメント