ドストエフスキーの名言集(6)
名言51
あの言葉はもちろん、思わず口からこぼれたのだが、思わず言っただけによけい重大なのだ。
名言52
良心の自由ほど魅惑的なものはないけれど、またこれほど苦しいものはないのだ。
名言53
神が存在しないならば私が神である。
名言54
文明のおかげで人間がより残忍になったとはいえないとしても、前よりも残忍さが醜悪になったことは確かだろう。
名言55
あらゆる堕落の中で最も軽蔑すべきものは、他人の首にぶらさがることだ。
名言56
恋の悩みや嫉妬はすべて退屈のなせるわざなのだ。
惰性に押し潰されたのだ。
名言57
利口な女と嫉妬深い女とは、おのおの異なった、まったく別個なものである。
したがって、どんなに利口な女でも、同時に嫉妬深い女になることができる。
名言58
人間の後半生は、通常、前半生で蓄積された習慣のみで成り立つ。
名言59
しだいに高くそびえてゆく建物を見る喜びは、たとえ今までのところ、その建物にわずか一粒の砂を運んだにすぎない人でも、必ずや心の渇きをいやしてくれるはずである。
名言60
よき時代は天から降ってくるものではなくて、わたしたちが自分でつくり出すものです。
それはわたしたちの心の中にあるものなのですよ。
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