【自身も失踪】アガサ・クリスティの名言29選!「そして誰もいなくなった」、「オリエント急行の殺人」のあらすじなども紹介!

アガサ・クリスティ

アガサ・クリスティは、英国の推理作家であり、劇作家としても知られています。彼女の著書は1億部以上が販売され、約100の言語に翻訳されています。彼女は多くの名言を残しており、「人生とは、自分が望むものを手に入れることではなく、自分が手に入れたものを望むことである」、「どんな女も男を欺くことができる。もし彼女がそれを望み、彼が彼女に恋しているなら。」などがあります。これらの言葉は、彼女の深い洞察力と人間理解の深さを示しています。

アガサ・クリスティってどんな人?

項目内容
生年月日1890年9月15日
出生地イングランド、デヴォン州トーキー
職業推理作家、劇作家
主な作品「スタイルズ荘の怪事件」、「ロジャー・アクロイド殺人事件」、「牧師館の殺人」、「マウストラップ」、「証人喚問」
死亡日1976年1月12日(85歳)
アガサ・クリスティの略歴

アガサ・クリスティは、1890年9月15日にイングランドのデヴォン州トーキーで生まれ、1976年1月12日にオックスフォードシャー州ウォリングフォードで亡くなりました。彼女は英国の推理作家であり、劇作家としても知られています。彼女の著書は1億部以上が販売され、約100の言語に翻訳されています。彼女は母親によって家庭で教育を受け、第一次世界大戦中に看護師として働いている間に推理小説の執筆を始めました。彼女の最初の小説「スタイルズ荘の怪事件」(1920年)は、彼女の偏屈で自己中心的なベルギー人探偵エルキュール・ポアロを紹介しました。ポアロは約25冊の小説と多くの短編小説に再登場し、最後にスタイルズに戻り、「カーテン」(1975年)で死亡しました。クリスティーが最初に大きな評価を受けたのは「ロジャー・アクロイド殺人事件」(1926年)であり、その後約75冊の小説が発表され、通常ベストセラーリストに載り、イングランドとアメリカ合衆国の人気雑誌で連載されました。クリスティーの劇作品には、「マウストラップ」(1952年)があり、これは世界記録を樹立した最長連続公演劇場(8,862回公演 – 21年以上 – アンバサダーズ劇場、ロンドン)であり、1974年にセント・マーティンズ劇場に移転し、COVID-19パンデミックが劇場を閉鎖するまで中断することなく続けられました。

アガサ・クリスティの幼少期

アガサ・クリスティーは、1890年にイギリス南西部のデヴォンシャーに生まれました。彼女は3人姉弟の末っ子で、10歳近く年の離れた姉と兄がいました。父フレデリックはアメリカ人の事業家でしたが、商才に乏しく、祖父の残した遺産を投資家に預けて、自身は働かずに暮らしていました。母クララは父少々変わった価値観を持っていました。彼女の母クララは「7歳になるまでは字が書けない方が良い」と信じており、アガサに字を教えませんでした。それによりアガサは一般の子供より識字が遅く、父がこっそり手紙を書く手伝いをさせるまで満足に文字が書けませんでした。同年代の子供がパブリックスクールで教育を受ける間、アガサは学校に入ることを許されませんでした。同年代の友人がいないアガサは使用人やメイドと遊んだり、家の庭園で空想上の友人と一人遊びをしたりして過ごし、内気な少女に育っていきました。一方で、父の書斎で様々な書籍を読みふけって過ごし、様々な事象に対する幅広い知識を得て、教養を深めることが出来たのです。また、一家が短期間フランスに移住した時、礼儀作法を教える私学校に入って演劇や音楽を学びました。

決して順風満帆でなかったデビューまで

彼女の作家生活はデビュー当初から上手くいっていたわけではなく、デビュー作の「スタイルズ荘の怪事件」は原稿を送った6社に断られ、7社目にしてようやく出版に至ったという苦労も味わっています。彼女がミステリー作家として一躍注目を集めたのは、そのトリックがフェアかアンフェアかで一大論争を巻き起こしたポアロシリーズ第3作で衝撃の問題作「アクロイド殺し」を発表したことがきっかけでした。

アガサ・クリスティの失踪事件

アガサ・クリスティの失踪事件は、1926年12月3日に彼女が自宅を出たまま行方不明となった事件を指します。彼女は自宅から数キロ先の場所に車を放置し、その中には車の免許書と衣服数点が残されていました。警察は自身の失踪として探す一方、事件に巻き込まれた可能性も視野に入れて捜査を行いました。この事件は大きな話題となり、マスコミは有名作家の蒸発を派手に書き立て、アガサ発見に懸賞金をかけた新聞社もありました。また、『シャーロック・ホームズ』シリーズの作者であるアーサー・コナン・ドイルもコメントを出しました。アガサが発見されたのは11日後のことでした。彼女は自宅から約300キロも離れた北イングランドの町ハロゲートにあるスパホテルに、「南アフリカ・ケープタウン出身のテレサ・ニール」として滞在していたのです。彼女が変装している予想写真を掲載した新聞もありました。しかし、この失踪劇は現在も多くの点が謎のままです。自宅近くの田舎道で車を乗り捨てた後、“どうにかして”ロンドン・キングスクロス駅に行き、そこから電車に乗ってハロゲートにたどり着いたことはわかっています。しかし、「どうやってキングスクロス駅まで行ったのか?」、「なぜ愛人の姓を使ってチェックインしたのか?」など、多くの疑問が残されています。

アガサ・クリスティのおすすめ小説 ベスト5

アガサクリスティのおすすめ小説と簡単な要約を下記にて紹介していきます。

そして誰もいなくなった

ジャンル:サスペンス/ミステリー
内容:絶海の孤島に、謎の「オーエン夫妻」から招待された8人の客と使用人夫婦。それぞれ罪人であると音声が流れ、童謡の「10人の兵隊」の歌詞の内容に沿って殺されていきます。最後の生き残りが犯人なのでしょうか。

オリエント急行の殺人

ジャンル:ミステリー/推理
内容:真冬のヨーロッパを走る列車・オリエント急行。多様な乗客が乗り合わせるなか、車内は奇妙な雰囲気に包まれていました。やがて、老富豪が刺殺体で発見され、たまたま居合わせた名探偵ポアロが捜査に乗り出します。

アクロイド殺し

ジャンル:ミステリー/推理
内容:ある日、名士アクロイドの刺殺体が発見されます。シェパード医師は警察の調査を克明に記録しようとしますが、解決の糸口は見つかる気配がありませんでした。

ABC殺人事件

ジャンル:ミステリー/推理
内容:名探偵ポアロのもとに届いた予告状に記された通り、Aで始まる地名の町で殺害された、Aが頭文字の老婆。現場にはABC鉄道案内が残されていました。

スタイルズ荘の怪事件

ジャンル:ミステリー/推理
内容:アガサクリスティーのデビュー作。第一次世界大戦で負傷したヘイスティングス大尉は、兵役を解かれてイギリスに戻りました。友人の家(スタイルズ荘)に招待され、友人の継母が20歳以上年下の男性と再婚したことに驚きます

アガサ・クリスティの名言集(1)

名言1

人生は決して後戻りできません。
進めるのは前だけです。
人生は一方通行なのですよ。

名言2

真実は、それ自体は醜いが、それを探し求める人にとっては常に好奇心をそそり、美しいものです。

名言3

幸福な人はきわめて少ないですよ。
どんなに少ないかがおわかりになれば、きっとびっくりなさるでしょう。

名言4

本当につらい人生よ。
美しくなければ男性は冷たいし、美人なら女性が冷たいわ。

名言5

自分の主義にあまりにも強く固執するならば、誰かを理解するのは難しいでしょう。

名言6

本能とは驚くべきものです。
それは説明することも無視することもできないのです。

名言7

どんな女も男を欺くことができる。
もし彼女がそれを望み、彼が彼女に恋しているなら。

名言8

良いアドバイスというのは常に無視されるものです。
しかし、それは良いアドバイスを与えない理由にはなりません。

名言9

存在していたものすべては、永遠に生き続ける。

名言10

それは良き日々だった。
それは良き日々として、今もある。

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