オスカー・ワイルドの名言集(5)
名言41
わずかばかりの誠実さは危険であり、度を越した誠実さは致命的である。
名言42
誰でも友人の悩みには共感を寄せることができる。
しかし友人の成功に共感を寄せるには優れた資質が必要だ。
名言43
子供は最初は親を愛するが、やがて親を裁くようになる。
許すことはまずめったにない。
名言44
民衆が好まない事柄は革新である。
名言45
ほとんどの人々は他の人々である。
彼らの思考は誰かの意見、彼らの人生は模倣、そして彼らの情熱は引用である。
名言46
我々男が女を愛するときに、女の弱さも、あやまちも、不完全さも、ちゃんと知りつくした上で愛するんだ。
いや、それだからこそいっそう愛するのかもしれない。
愛を必要とするのかもしれない。
愛を必要とするのは完全な人間じゃない。
不完全な人間こそ、愛を必要とするのだ。
名言47
人は自分の最も悪い習慣でさえ失うことを残念がる。
おそらく、最も残念がるだろう。
なぜなら、それこそがその人の人格の本質的な部分であるからだ。
名言48
人々が私に賛成するときはいつも、私は自分が間違っているに違いないと感じる。
名言49
人生には選ばなければならない瞬間がある。
自分自身の人生を充分に、完全に、徹底的に生きるか、社会が偽善から要求する偽の、浅薄な、堕落した人生をだらだらと続けるかの、どちらかを。
名言50
男はどんな女とも幸福にやっていくことができる。
その女を愛さない限りは。
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