伊達政宗の名言12選!「まともでない人間の相手をまともにすることはない。」など現在にも通じる名言

伊達政宗の名言ブログのアイキャッチ画像 伊達政宗
伊達政宗の肖像画

戦国時代の名将であり、”独眼竜”として知られる伊達政宗の名言を通じて、その深遠な思想と不屈の精神を探求します。伊達政宗はただの武将ではなく、彼の言葉は今日でも私たちに多くの教訓を与えてくれます。彼の名言には、「まともでない人間の相手をまともにすることはない。」などがあります。

まともでない人間の相手をまともにすることはない。

伊達政宗 名言

伊達政宗って何をした?

項目内容
生年月日1567年9月5日
死亡日1636年6月27日
死因食道癌もしくは癌性腹膜炎
出身地陸奥国(現在の福島県)
主な業績伊達氏の第17代当主、仙台藩初代藩主、出羽国と陸奥国の大名
政策「独眼竜」の異名で知られ、その戦略と義理堅さから「義の武将」とも称されています。
伊達政宗の略歴

伊達政宗は、戦国時代を代表する武将で、出羽国と陸奥国の大名であり、伊達氏の第17代当主でした。彼は「独眼竜」の異名で知られています。彼は1567年に生まれ、17歳で家督を継ぎました。その後、南奥州を支配し、仙台藩初代藩主となりました。彼の人生は波乱万丈でした。子ども時代は病気で失った右目を気にする気弱な性格だったが、あるひとつの決意が政宗を変え、ついには天下取りの夢を追うまでに成長しました。また、「曇りなき心の月をさき立てて浮世の闇を照らしてぞ行く」という辞世の句を残しました。これは、「暗闇の中、月の光を頼りに前へ進むように、先の見えない戦国の乱世を、自分の信念だけを頼りに生きてきた」という意味で、彼の人生観を象徴しています。

実は複数ある!?伊達政宗像とは?

写真はかの有名な伊達政宗像ですね。しかし、伊達政宗を敬した像は日本各地に複数あるってご存知でしたか?正確な数字はわからないと言われていますが、その中でもいくつかの像を紹介します。

  • 仙台城跡(伊達政宗公騎馬像):仙台城跡は、仙台市中心部の青葉城で、伊達政宗公騎馬像の前に立てば、青葉城を展望できるスポットです。青葉城復元映像や青葉山公園などの資料展示館もあり、仙台ゆかりの文学碑も見られます。仙台市内には他の伊達政宗公騎馬像もあります。
  • 仙台駅の伊達政宗像:伊達政宗像は仙台駅の3階の牛たん通りにあり、仙台駅以外にも仙台城にもあります。仙台駅は仙台駅の3階の牛たん通りに設置されており、仙台城は仙台駅と仙台城に分けて約20メートルの場所にあります。
  • 松島の瑞巌寺の伊達政宗像:片目の像として著名なものとしては、松島の瑞巌寺に秘蔵されている伊達政宗像があります。この像は、承応元年(1652年)、政宗の17回忌にあたり、真影の滅びるのを憂えた夫人陽徳院が京都の仏師に命じて作らせ、瑞巌寺に安置させたものです。

伊達政宗の失明の真相

伊達政宗は幼少期に天然痘にかかり、その結果右目の視力を失いました。この時、飛び出してしまった右目を家臣の片倉小十郎が小刀で貫き、目をえぐり出したという逸話があります。政宗の右目が何らかの形で不自由だったことは事実であると考えられています。従来の定説は、天然痘の影響で右目の視力を失ったというものです。しかし、政宗の頭蓋骨を分析した結果、視力を失った眼球を取り出した跡はなく、刀のつばを眼帯にしていたという記録や画像は存在しません。政宗が眼帯をつけていたのは1942年の映画「獨眼龍政宗」からで、それ以前の記録や画像は存在しません。「独眼竜」というイメージや、政宗のトレードマークでもある眼帯の存在についても、史実として認められるかが怪しくなってきます。しかし「眼帯=政宗」のイメージが絶対のものになっており、史料考証の反映をうたった創作や像においても眼帯が使用されるほど、戦国ファンに愛される要素となっています。

名言「まともでない人間の相手をまともにすることはない」の意味

伊達政宗の名言「まともでない人間の相手をまともにすることはない」は、彼の人生観や政治姿勢をよく表しています。この名言は、戦国時代の複雑で混沌とした人間関係や政治的な駆け引きの中で生まれたものです。先にも述べたように伊達政宗は、戦国時代から江戸時代初期にかけての武将であり、仙台藩の初代藩主です。この名言は、政宗が多くの敵や裏切り者、信頼できない人々と向き合わなければならなかった時期に発せられたものです。戦国時代の社会では、同盟や裏切りが頻繁に起こり、誰が味方で誰が敵か分からない状況が常態化していました。このような環境の中で、政宗は人間関係においても慎重であり、理不尽な相手にはまともに対処しないという姿勢を持っていました。

「まともでない人間の相手をまともにすることはない」

伊達政宗 名言

合理的な対応:政宗は、理不尽で信頼できない相手には無理に正攻法で対応せず、状況に応じて合理的かつ柔軟に対応することの重要性を説いています。これは、無駄な労力を避け、効率的に問題を解決するための考え方です。
戦略的な思考:この言葉は、戦略的な思考を持つことの重要性を強調しています。敵や裏切り者に対しては、正面からの対処ではなく、状況を見極めて最適な方法を選ぶことが求められます。これは、政宗自身が戦国時代の厳しい環境で生き残るために培った知恵と経験から来ています。
感情のコントロール:また、感情的にならず、冷静に対処することの重要性も示しています。理不尽な相手に対して感情的に反応すると、逆に自分が不利になることがあります。政宗は、冷静な判断と冷徹な対応を重視しました。

    伊達政宗の名言集(1)

    名言1

    仮初にも人に振舞候は、料理第一の事なり。
    何にても、其の主の勝手に入らずば、悪しき料理など出して、差当り虫気などあらば、気遣い千万ならん。

    名言2

    わきて釣りには他念なきものなり。
    太公望、おもしろがりたるも道理かな。
    罪も報(おくい)も後の世も忘れはてておもしろやと、げにさもあらずるものを。

    名言3

    今日行くをおくり、子孫兄弟によく挨拶して、娑婆の御暇申すがよし。

    名言4

    物事、小事より大事は発するものなり。
    油断すべからず。

    名言5

    まともでない人間の相手をまともにすることはない。

    名言6

    気長く心穏やかにして、よろずに倹約を用い金銀を備ふべし。
    倹約の仕方は不自由なるを忍ぶにあり、この世に客に来たと思へば何の苦しみもなし。

    名言7

    仁に過ぐれば弱くなる。
    義に過ぐれば固くなる。
    礼に過ぐれば諂(へつらい)となる。
    智に過ぐれば嘘を吐く。
    信に過ぐれば損をする。

    名言8

    曇りなき
    心の月を
    先だてて
    浮世の闇を
    照してぞ行く

    名言9

    馳走とは旬の品をさり気なく出し、主人自ら調理して、もてなす事である。

    名言10

    人がこの世へ生まれて百万長者も、最後に及んで要する所は、方六尺の穴一つ、戒名を刻んだ石碑一つで、家も、倉も、金も、地所も、妻も、子も、すべてを残して、死出の旅路をただ一人辿る。
    曾(かつ)て我が者と思ったもの、一として我に伴うはない。
    我は客人であったのである。

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