ウォーレン・バフェット 心を動かす名言集 – Page 1

世界一偉大な投資家を選べと言われたら、多くの人がウォーレン・バフェットを選ぶことでしょう。
「投資の神様」と呼ばれる彼は自身の投資哲学を表す数多くの名言を残しております。

「成功する投資には時間、規律、そして忍耐が必要です。才能や努力がいくら素晴らしくても、一部の事柄には時間がかかります：9人の女性を妊娠させて1ヶ月で赤ちゃんを作ることはできません。」
「ルール番号1はお金を失わないこと。ルール番号2はルール番号1を忘れないこと。」

このようなシンプルだがどこか我々皆がドキッとするような言葉で我々の私欲による暴走を止めてくれます。
そんな彼の名言から、今後の老後2000万円問題に向けて投資の哲学を学んでいきましょう。

ウォーレン・バフェットってどんな人？

ウォーレン・バフェットは「投資の神様」と呼ばれ、一代で約14兆円の総資産を投資で築き上げました。
しかし彼は皆さんが思うような毎日株式チャートに張り付きトレードするような人物とはかけ離れ、その投資哲学は仮に10年トレードをしなくても心安らかに過ごせるような企業に投資することであり、多くの人が気付きながらもできない考え方を実践しています。
そんな彼の人生を象徴するエピソードをいくつか紹介していきたいと思います。

Aから始めよう

バフェットはある会社に興味を持ったらまずその会社の競合会社全てのアニュアル・レポートを手に入れ分析を行います。そんな彼は投資家初心者にこのようにアドバイスを行います。

バフェットは「私が40年ちょっと前に行ったことと同じことを行えば良い。アメリカの上場企業を全て調べるんだ。長い目で見ればそれは非常に役に立つだろう。」とアドバイスをします。
それを聞いた若者が「アメリカの上場企業は2万社を超えている」と進言をしました。
それに対してバフェットは、「なるほど、Aより始めてはどうか？」と提案をしたそうです。

楽な道などなく、何万もの企業データを分析してこそのファンダメンタリズム投資家であり、小手先の経済データを読み解くだけでは全く儲ける覚悟が足りないと暗に忠告してくれていますね。

11歳で投資を開始

彼の名言には、「私が投資を始めたのは11歳の時、それまでは人生を無駄にしていたというわけだ」という言葉があります。

11歳で始めることがすごいのに、その11年ですら無駄と思える徹底ぶりがすごいですね笑
しかし、そんな彼でも最初は全く儲けられず企業に詳しく学校の先生に投資先のアドバイスを求められるが外すことも多かったそうです。
誰もが皆生まれながらに技術を身につけているわけではないのですね。

大富豪なのに倹約家

14兆円のお金を持っていたらコンビニで値段も気にせずジュースを買い、Uberで毎食注文をするような貴族生活を送るかもしれません。
しかし、ウォーレンバフェットは違い倹約家として知られる様々なエピソードがあります。
まず彼の住む家は25万ドルと日本円で約3,500万円です。ビルゲイツや孫正義が大豪邸を建設する中その倹約さが際立っていますね。
さらに食事はマックを好み時にはクーポンを使用する、子供が生まれたときベビーベッドを借りてきた、など親近感の湧くような話が多いですね。

どれだけお金を儲けても支出が増えたら貯まりません。
彼の哲学はいくら儲けても欲を抑え、より多くのお金を生み出すことにあるのです。

ウォーレン・バフェットの名言集(1)