福沢諭吉の名言集(2)
名言11
人生は芝居のごとし、上手な役者が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。
とかく、あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし。
名言12
人間は、負けるとわかっていても、戦わねばならない時がある。
だから、たとえ負けても勝っても、男子は男子なり。
勝負をもって人物を評することなかれ。
名言13
人は他人に迷惑を掛けない範囲で自由である
名言14
自由と我儘(わがまま)との界は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり。
名言15
顔色容貌の活溌愉快なるは人の徳義の一箇条にして、人間交際において最も大切なるものなり。
名言16
一家は習慣の学校なり。
父母は習慣の教師なり。
名言17
家の美風その箇条は様々なる中にも、最も大切なるは家族団欒、相互にかくすことなき一事なり。
名言18
難きを見て為さざるは、丈夫の志にあらず。
名言19
社会共存の道は、人々自ら権利をまもり幸福を求むると同時に、他人の権利幸福を尊重し、いやしくもこれを侵すことなく、もって自他の独立自尊を傷つけざるにあり。
名言20
浮世を棄つるは、即ち、浮世を活発に渡るの根本なると知るべし。
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