渋沢栄一の名言集(5)
名言41
信用はのれんや見た目から得られるものではなく、確固たる信念から生まれる。
名言42
一家一人の為に発する怒りは小なる怒りにて、一国の為に発する怒りは大いなる怒りである。
大いなる怒りは、国家社会の進歩発展を促す。
名言43
親から子に対して孝を励めよと強ゆるのは、かえって子を不孝の子たらしむるものである。
名言44
富者をうらやんでこれを嫉視するのは、自分の努力の足りぬ薄志弱行のやからのやることだ。
幸福は自らの力で進んでこれを勝ち取るのみだ。
名言45
大なる欲望をもって利殖を図ることに充分でないものは決して進むべきではない。
空論に走り、うわべだけを飾る国民は決して真理の発達をなすものではない。
名言46
できるだけ多くの人に、できるだけ多くの幸福を与えるように行動するのが、我々の義務である。
名言47
我も富み、人も富み、しかして国家の進歩発達をたすくる富にして、はじめて真正の富と言い得る。
名言48
日本では人知れず善いことをするのが上である。
自分の責任はもちろん、他人の責任までも追うことが武士道の真髄とされる。
名言49
長所を発揮するように努力すれば、短所は自然に消滅する。
名言50
余はいかなる事業を起こすにあたっても、利益を本位に考えることはせぬ。
この事業は起こさねばならず、かの事業は盛んにせねばならずと思えば、それを起こし、関与し、あるいはその株式を所有することにする。
コメント