何者でもなかった7人が、カワイイという武器ひとつで世界を目指した。誰にも見向きされなかったライブハウスの片隅から、SNSで火が付き、日本武道館へ。この言葉たちは、夢を笑われた少女たちが、夢で笑い返すまでの物語。
アイドル活動を通して未熟な種から実を結び、世の中に元気を与えるグループになりたい
背景:FRUITS ZIPPERのグループ名の由来を説明した言葉。「FRUIT=実を結ぶ」「ZIP=元気を与える」という意味を組み合わせたグループ名に込められた想い。アイドルとしての成長と社会貢献への強い意志を表している。
出典:FRUITS ZIPPER公式サイト
FRUITS ZIPEERってどんなグループ?
項目 | 内容 |
---|---|
グループ名 | FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー) |
所属プロジェクト | KAWAII LAB.(アソビシステム) |
結成 | 2021年秋(2022年4月正式デビュー) |
メンバー数 | 7名(櫻井優衣、早瀬ノエル、仲川瑠夏、真中まな、月足天音、松本かれん、鎮西寿々歌) |
音楽ジャンル | J-POP、Kawaii Future Bass、アイドルポップ |
代表曲 | 「わたしの一番かわいいところ」「RADIO GALAXY」など |
SNSバズ | TikTokを中心に「わたしの一番かわいいところ」がバズ、数億再生 |
受賞歴 | 2023年 第65回日本レコード大賞 最優秀新人賞受賞 |
キャッチコピー | “NEW KAWAIIを世界へ” |
所属事務所 | ASOBISYSTEM(アソビシステム) |
FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)は、アソビシステムによるアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」から誕生した7人組ガールズグループで、2022年4月にデビュー。グループ名には「日本の“カワイイ”文化を世界にジッパーのようにつなげていく」という意味が込められています。デビュー当初は無名に近い存在で、ライブの動員も限られていましたが、SNSを中心とした“バズ”を起点に人気が急上昇。2022年にTikTokで楽曲「わたしの一番かわいいところ」が爆発的に拡散し、動画再生数は数億回を突破。その後、2023年には『第65回 輝く!日本レコード大賞』にて最優秀新人賞を受賞し、名実ともに“令和のバズドル”として地位を確立しました。メンバー個々のキャラクター性やSNS活用力、ライブパフォーマンスの向上など、泥臭い努力の積み重ねが今の成功につながっています。
「光を浴びるまで、誰にも見えなかった7つの影」
FRUITS ZIPPERが“令和のバズドル”と呼ばれるようになった今、その華やかな舞台裏にどれだけの葛藤と努力があったかを知る人はまだ少ないかもしれません。彼女たちは、2022年のデビュー当初、地方の小さなライブハウスで観客数十人の前に立っていました。「本当に売れるのかな?」「“かわいい”だけじゃ足りないんじゃないか」誰もが心に不安を抱えながら、毎日のレッスン、動画投稿、MC練習、SNS更新にすべてを注ぎ込んでいたのです。中でも印象的なのは、TikTokを活用した地道なバズ戦略。最初は再生回数も伸びず、何百本投稿しても“何も起きない”日々が続きました。それでも彼女たちは諦めず、衣装も表情も演出も何度も見直し、毎日試行錯誤しながら「見てくれる人が1人でもいるなら」と動画を上げ続けたのです。やがて「わたしの一番かわいいところ」が“奇跡の1本”となってSNSで爆発的に拡散され、風向きは一変。数百万、数千万の人が彼女たちを知り、そして2023年にはついに『レコード大賞・最優秀新人賞』という夢の舞台に立ちました。けれど彼女たちは、こう語ります。あの誰にも見られなかった時間こそが、一番自分たちらしかった」と華やかなステージの裏側には、涙も悔しさも、地道な挑戦もありました。だからこそ、彼女たちの言葉には“リアル”が宿っているのです。
FRUITS ZIPPERの名言集
名言1 – グループの存在意義
アイドル活動を通して未熟な種から実を結び、世の中に元気を与えるグループになりたい
背景:FRUITS ZIPPERのグループ名の由来を説明した言葉。「FRUIT=実を結ぶ」「ZIP=元気を与える」という意味を組み合わせたグループ名に込められた想い。アイドルとしての成長と社会貢献への強い意志を表している。
出典:FRUITS ZIPPER公式サイト
名言2 – ファンとの絆を大切に
デビューして早い段階で、FRUITS ZIPPERは大きい存在に成長するんじゃないかと思って、遠い存在に感じてしまうファンの方もいると思うので、なるべく身近な存在でいられるように、定期的に配信を続けていくつもりです
背景:真中まなが語ったファンとの距離感を大切にする姿勢。グループが大きくなっても、ファンとの近い関係性を維持したいという謙虚で温かい想いが込められた発言。
出典:楽天チケット インタビュー
名言3 – グループの団結力
スーパーヒーローみたいな感じ。戦隊ものって色分けがあるじゃないですか。それぞれ担当があって。普通、大人数になれば少しは似たような子たちがいてもおかしくないと思うんですけど、FRUITS ZIPPERは本当に戦隊ものみたいに、それぞれ持ってる武器が違うし、その7人が一つになって作り上げてるグループだなって感じます
背景:仲川瑠夏がグループの特徴を戦隊ヒーローに例えて説明した言葉。7人それぞれの個性と強みが明確で、それが組み合わさることで唯一無二のグループになっているという分析。
出典:Billboard JAPAN インタビュー
名言4 – ライブでの一体感
私たちを応援してくださってるファンの方を”ふるっぱー”さんと呼んでいるんですけど、ふるっぱーさんと私たちFRUITS ZIPPER、それにスタッフさんたちも含めて、会場の空気が一つになったときに確信する感じです
背景:真中まながライブでの一体感について語った言葉。ファン、メンバー、スタッフ全員が一つになる瞬間の特別さを表現。みんなで作り上げるライブの魅力を語っている。
出典:Billboard JAPAN インタビュー
名言5 – 成功への実感
正直今はあまり実感がないです。私たちのことを知っている方が増えたというのは、なんとなく空気感で感じているんですけど、まだフワフワしています
背景:櫻井優衣が急激な人気上昇について語った率直な感想。謙虚さと驚きが込められた言葉で、まだ成功に慣れていない等身大の心境を表している。
出典:ホミニス インタビュー
名言6 – グループへの確信
デビューする前にこの7人だったら絶対に上に行けるという確信はありましたけど、うまいこと行き過ぎていてついていけなくて…
背景:仲川瑠夏がグループの可能性について語った言葉。デビュー前から7人の力を信じていたが、予想以上の成功スピードに驚いている心境を表している。
出典:ホミニス インタビュー
名言7 – ファン層の多様性への感謝
元々アイドルじゃない人が好きだったというファンの方も多くて、アイドルに詳しくない方も、詳しい方も、両方ライブにいてくれるのは嬉しいですね
背景:従来のアイドルファンだけでなく、様々な音楽ジャンルのファンからも支持を得ていることへの喜び。多様なファン層に愛されるグループの魅力を表している。
出典:楽天チケット インタビュー
名言8 – NEW KAWAIIのコンセプト
FRUITS ZIPPERは”原宿”から「NEW KAWAII」を発信していく、をコンセプトに掲げていて、KAWAIIだけじゃない部分を新たなKAWAIIとして発信していこうという、のがあるからこそ、楽曲や振り付けのテイストが一つに絞られてないのかなと思います
背景:グループのコンセプト「NEW KAWAII」について説明した言葉。従来の「かわいい」の枠を超えて、新しいかわいさの形を提案していく革新的な姿勢を表している。
出典:楽天チケット インタビュー
名言9 – アリーナ公演への想い
初めてのアリーナ公演なので、メンバーがひとりずつ客席に向かって「アリーナ!」って叫びたくて(笑)。想像するだけでワクワクして、それを言える日が来るのが楽しみです!
背景:櫻井優衣がアリーナ公演への期待を語った言葉。純粋な喜びとワクワク感が伝わる、アイドルらしい可愛らしい発言。大きな舞台への憧れと感謝の気持ちが込められている。
出典:FM大阪 インタビュー
名言10 – ライブの位置づけ
どの会場も後ろの方までお客さんが来てくださってたことが改めて嬉しいのと、初めましての方がすごく多かったことも印象的で。このツアーを通して、さらにFRUITS ZIPPERを好きになってもらえたらいいなって思いました
背景:櫻井優衣がツアーでの体験を振り返った言葉。満員の会場への感謝と、新しいファンとの出会いへの喜び。ライブを通じてより多くの人にグループの魅力を伝えたいという想いが表れている。
出典:FM大阪 インタビュー
名言11 – 老若男女に愛される喜び
ツアーもリリイベもどちらも男女比が同じぐらいでしかも学生さんから小さいお子さんまでさまざまで、老若男女問わず愛されてるんだなあって実感が湧きました。すごく嬉しかったです
背景:月足天音がファン層の幅広さについて語った言葉。年齢や性別を超えて愛されるグループの普遍的な魅力への実感と感謝の気持ちが込められている。
出典:FM大阪 インタビュー
名言12 – 沖縄での思い出
撮影は沖縄でメインに行ったのですが、メンバーで沖縄に行くことが初めてだったので、全員本当に素の自分たちで沖縄を楽しんでいる様子がこの1冊に詰まっていると思います
背景:鎮西寿々歌がフォトブック撮影について語った言葉。メンバー同士の自然な関係性と、初めての場所での純粋な楽しさが表現されている。ありのままの魅力を大切にする姿勢が伝わる。
出典:TVガイドWeb インタビュー
名言13 – メンバー同士の思いやり
櫻井優衣さんは以前にもアイドルとして活動していたため、初めてアイドルになった松本かれんさんにピンクのメンバーカラーを譲ったという、ほっこりエピソードもあります
背景:メンバーカラーを決める際の心温まるエピソード。櫻井優衣の優しさと、グループ全体のことを考える思いやりの心が表れている。メンバー間の絆の深さを物語る出来事。
出典:WALLOP VOD
名言14 – 楽曲への想い
セリフっぽい口調のパートが多くて、しかも可愛い曲調だから、言い回しというか発音のやり方にこだわりました。私的には推しメンの佐々木彩夏さんのセリフっぽい歌をいっぱい聴いてレコーディングに挑みました
背景:月足天音が「わたしの一番かわいいところ」のレコーディングについて語った言葉。先輩アイドルを参考にしながら、楽曲に最適な表現を追求する真摯な姿勢が表れている。
出典:Billboard JAPAN インタビュー
名言15 – コミュニケーション能力の高さ
会っていきなり腕に抱きついてきたんですよ。私自身は誰かとすぐ仲良くなれるタイプの性格じゃないんですけど、松本は私みたいな人ともすぐ仲良くなっちゃうタイプ。天性のコミュニケーション能力がね
背景:早瀬ノエルと月足天音が松本かれんについて語った言葉。人懐っこさと自然なコミュニケーション能力で、メンバーやスタッフとの関係を築く松本の人柄を表している。
出典:Billboard JAPAN インタビュー
名言16 – 海外での撮影への憧れ
私は、エジプトに行きたいです。ピラミッドをバックにFRUITS ZIPPERで撮影をしたいなとずっと思っていて、民族衣装を着て壮大なFRUITS ZIPPERを撮影していただけたらなと思います
背景:仲川瑠夏が理想の撮影場所について語った言葉。スケールの大きな発想と、グループの可能性への夢が込められている。世界を視野に入れた活動への憧れが表れている。
出典:TVガイドWeb インタビュー
名言17 – 台湾での経験
FRUITS ZIPPERで初めてワンマンで単独公演をした台湾で、台湾でのみんなのカットが詰まった写真集を作りたいです。『原宿から世界へ』ということで、いいのかなと思います!
背景:櫻井優衣が台湾公演の思い出について語った言葉。海外での初ワンマン公演の特別さと、グループのコンセプト「原宿から世界へ」を体現した経験への愛着が込められている。
出典:TVガイドWeb インタビュー
名言18 – 現場の優しさ
ファンの皆さんの中で譲り合い精神があるらしく、ペンライトを振っていたら、その子が前に出た時に周りが避けてよく見えるようにしてくれるらしいです。TikTokにも「FRUITS ZIPPERの現場って優しいんだね」とコメントいただいたりとか
背景:ライブ現場でのファン同士の思いやりについて語った言葉。FRUITS ZIPPERのファンコミュニティの温かさと、お互いを尊重する文化が自然に形成されていることへの感謝が込められている。
出典:楽天チケット インタビュー
名言19 – 大阪への愛
私たちはラジオも大好きだし、大阪はプライベートで来るぐらい大好きなんですけど、その大阪でライブができることを本当に嬉しく思ってます。たくさんの方が会いに来てくれるのを楽しみにしてます
背景:月足天音が大阪公演について語った言葉。プライベートでも訪れるほど大阪を愛していることと、そこでライブができる喜びを表現。地方のファンへの愛情が込められている。
出典:FM大阪 インタビュー
名言20 – 未来への展望
私たちからパワーを吸い取りにぜひライブにも来てください。FRUITS ZIPPERならではの可愛さとかパワーを皆さんにお届けできたらと思います
背景:櫻井優衣がファンへのメッセージとして語った言葉。ライブでエネルギーを分け合う関係性と、グループ独自の魅力を届けたいという強い想いが表現されている。
出典:FM大阪 インタビュー