国民的アイドル「嵐」の一員として華やかな道を歩みながら、俳優としても唯一無二の存在感を放ち続ける、それが二宮和也という人です。軽やかな言葉の裏に、時に驚くほど深い哲学が顔をのぞかせる彼の名言には、人生をやさしく後押ししてくれる力があります。今回は、そんな「ニノ」の言葉たちから、笑顔と勇気をもらえる名言を厳選してご紹介します。
二宮和也ってどんな人?
項目 | 内容 |
---|---|
本名 | 二宮和也(にのみや かずなり) |
生年月日 | 1983年6月17日 |
出身 | 東京都葛飾区 |
血液型 | A型 |
身長 | 約168cm (excite.co.jp) |
所属事務所 | オフィスにの、嵐関連はStarto Entertainment |
主な職業 | 歌手、俳優、タレント、YouTuber、声優 |
グループ活動 | 嵐(1999–2020、活動休止中) |
映画デビュー | 2002年『ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY』 |
ハリウッド進出 | 2006年『硫黄島からの手紙』で主要キャストとして出演 |
代表映画 | 『青の炎』(2003)、『GANTZ』(2010–11)、『母と暮らせば』(2015)など |
代表ドラマ | 『拝啓、父上様』(2007)、『流星の絆』(2008)、『ブラックペアン』(2018)など |
声優出演 | 『暗殺教室』(2015〜16)、『Tekkon Kinkreet』(2006) |
YouTube | 2021年開設「ジャにのちゃんねる」リーダーとして活動 |
ラジオ | 『Bay Storm』(BayFM、2002年10月〜) |
執筆活動 | 2009〜19年『MORE』誌に連載、書籍化も(『It[一途]』『独断と偏見』) |
受賞歴 | 日劇学院賞、ブルーリボン賞、日本映画大賞など多数 |
その他活動 | CM多数出演(JCB、DHC、Panteneなど)、KOBE2024パラ陸上大会サポーター |
二宮和也さんは、1983年6月17日東京都葛飾区生まれのタレント、俳優、歌手、声優、YouTuber。1999年に男性アイドルグループ「嵐」のメンバーとしてデビューし、以降はグループ活動のみならず俳優としても国内外で活躍しています。映画『硫黄島からの手紙』(2006年)でハリウッドに進出し、数々の主演や声優を務めるほか、2021年からはYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」のリーダーとして活動。演技力と多才ぶりで高い評価を受け、日本を代表するエンターテイナーの一人です。
二宮和也 努力や苦労がわかる名言
「“努力は報われる”って、全然思ってない。だって報われなかった努力を俺は知ってるから。」
二宮和也(TVガイド 2008年インタビュー)
この言葉は、いわゆる「美談としての努力」を否定するものです。華やかな芸能界で活躍する二宮和也は、周囲から「天才肌」「なんでも器用にこなす」と言われ続けてきました。しかし、本人にとっては「器用に見られること」こそが、もっとも報われない努力の結果でした。彼はかつて、こんなことも語っています。
「台本も覚えてるし、現場でもうまくやれてるのに、“努力してない”って言われるのが一番しんどい」
つまり、彼の苦労は「努力が足りない」と言われる類のものではなく、努力しても、それを努力だと思われないという、評価されにくい種類の苦悩だったのです。
名言:「あきらめないっていうより、“やめさせてもらえなかった”」
「あきらめないっていうより、“やめさせてもらえなかった”んですよ。」
二宮和也(『嵐にしやがれ』出演時の発言)
これは嵐としての活動について語ったときの一言。周囲からは「夢を諦めずに続けたんですね」と言われるところを、彼は「やめる自由すらなかった」と語ります。この言葉の裏には、「やりたいことだけではない仕事を、義務として続けてきた苦しさ」があります。たとえば、デビュー当時の嵐は、決して順風満帆とは言えず、人気も不安定で、「ジャニーズJr.黄金期」のメンバーとしては不遇な時代を経験しました。それでも辞めなかったのは、自分だけの意思じゃどうにもできない芸能の流れがあったから。その不条理に対して、あえて“前向きに美化しない”彼の発言は、現実と静かに向き合ってきた姿勢のあらわれです。
名言:「俺らには、“選ばれる”しかなかったんだよ」
「選ばれたように見えるかもしれないけど、俺らには“選ばれる”しかなかったんだよ。」
— 二宮和也(2019年『紅白歌合戦』終了後の取材にて)
これは“嵐の運命”を語るときに二宮がよく使うキーワードです。アイドルという職業において、「自分が望んで選んだ」という感覚は薄く、事務所の方針、テレビ局の意向、タイミング、そうした“外部要因”によって道が決まっていくことが多いのです。「選ばれた」というと華やかですが、二宮はそれを「選ばれるしかなかった」という受動的な現実として受け止めています。この視点は、自己責任や成功神話とは距離を置く、非常に冷静で現実的なスタンスであり、苦労を知る人間にしか出てこない“逆説の名言”です。
二宮和也の名言集
名言1
僕は俳優ではございません。日本では歌って踊っています。5人で活動しているアイドルです
出典:ベルリン国際映画祭記者会見
名言2
嵐の嫌われ役は俺がやる。嵐が嫌われるなら、いじめに慣れてる俺が嫌われ役になる
出典:公式ブック「アラシゴト」
名言3
今生きてる人間より、死んだ人間のほうが多いんだから。それを生きてる人間しかいるわけないなんて思うのは失礼極まりないよ
出典:テレビ番組での発言
名言4
嵐に還元できないものはやらない
出典:各種インタビュー
名言5
俺、嵐マニアなの。みんなよりも凄いかも。だって俺、嵐のこと大好きだもん
出典:テレビ番組
名言6
嵐がいれば、友達はいらない
出典:雑誌インタビュー
名言7
泣きたい時は泣けばいい。そうしないと笑えなくなる
出典:テレビ番組
名言8
嵐がこの五人でよかったよ。そうじゃなかったらここまで来る事なんかとても出来なかったと思うからね
出典:雑誌インタビュー
名言9
何をやったって、何が起きたって、いざとなったら助け合えるのが嵐です
出典:テレビ番組
名言10
僕を受け入れてくれる人が4人もいる場所は居心地がいい。他の人が呆れてても、メンバーは理解してくれるからね
出典:雑誌インタビュー
名言11
理不尽なこといわれたりとか、納得できないことで怒られたりすると思うんですけど、そんな先輩たいした先輩じゃないから。「ハイハイ」って聞き流してれば大丈夫だから
出典:テレビ番組
名言12
叶えるまでの過程が大事だし、むしろそれが全て
出典:雑誌インタビュー
名言13
信じ込めるくらいすきなものがあれば不器用なところがあっていいと思う
出典:雑誌インタビュー
名言14
相葉ちゃんへ。辛い時は必ず言ってください。迷惑がかかるとか思うのはわかるんだけど、みんなも心配するし、あとになってからじゃダメだから
出典:テレビ番組
名言15
潤くんは一見クールで怖い感じだけど、非常に温かい人。優しい人はそこら中にいますが、潤くんの優しさには温かさがあります
出典:雑誌インタビュー
名言16
嵐は、みんな「やだ」とは言っても「出来ない」とは言わない
出典:テレビ番組
名言17
眠いときは眠い、嬉しいときは嬉しいって顔に出る。飾らないけど仕事は一生懸命やる。そういう集団の中にいると僕も素直になれるしホント楽しいんです
出典:雑誌インタビュー
名言18
応援されてるっていうよりは、見守られてるみたいな。優しくて温かい心で見守ってくれてる。そんな感じ。嵐はほんとファンのみんなに支えられてる
出典:テレビ番組
名言19
俺らのこと、生活に支障がないように好きでいてください
出典:コンサートMC
名言20
ファンの人たちの働く目的が「嵐のものを買うため」になっちゃいけないって僕らは思うんです。モチベーションになるのはいいけど、主たる目的になっちゃいけない気がする
出典:雑誌インタビュー
名言21
楽しんでいただきたい。その日1日を預かるわけですから、お父さんお母さんが不安に思う場所にしたくない
出典:コンサートについて
名言22
俺以外の”正直者4人”のためだったらなんだってできる
出典:雑誌インタビュー
名言23
嵐でいる楽しさが予想以上だったのよ
出典:テレビ番組
名言24
僕から見た嵐は4人なんですよ。僕は自分のことは見れないから。これからも嵐に一番近い嵐ファンとして見守っていきたいと思います
出典:テレビ番組
名言25
必ず繋がる友達が4人いる
出典:雑誌インタビュー
名言26
しばらく会ってないと久しぶりに顔みただけでホッとする
出典:メンバーについて
名言27
出逢えて良かった
出典:メンバーについて
名言28
あの時から僕にクリスマスはありません。だって相葉くんの誕生日でしょ?
出典:テレビ番組
名言29
俳優と嵐どっちがいいって?そりゃ嵐ですよ
出典:インタビュー
名言30
歌、踊り、芝居。一つ捨てろと言われたら、迷わず芝居を捨てます
出典:雑誌インタビュー