
鈴木修氏といえば、コンパクトカーで人気を博すSuzukiを大きくした立役者です。彼の名言にはメーカー魂が込められていることが多く、「メーカーは現場がどうモノを作るかが勝負で、システムだとか管理だとかは後からついていけばいい」などがあります。彼の名言から人生に活かせることを学んでいきましょう。
鈴木修ってどんな人?
項目 | 内容 |
---|---|
本名 | 鈴木修 |
生年月日 | 1930年1月30日 |
出身地 | 岐阜県益田郡下呂町(現在の下呂市) |
学歴 | 中央大学法学部法律学科卒業 |
職業 | 実業家 |
所属 | スズキ株式会社相談役、公益財団法人スズキ財団顧問 |
鈴木修さんは1930年1月30日に岐阜県益田郡下呂町(現在の下呂市)で生まれました。中央大学法学部法律学科を卒業後、愛知県の銀行員として5年間従事しました。1958年にスズキの2代目社長の鈴木俊三の娘婿となり、同年4月にスズキに入社しました。1963年11月に同社取締役に就任し、その後、1967年12月に同社常務取締役、1973年11月に同社専務取締役を歴任しました。1978年6月に同社代表取締役社長に就任し、2000年6月から代表取締役会長(CEO)を務めました。2008年12月から代表取締役会長兼社長 (CEO&COO)を務め、2015年6月から代表取締役会長(CEO)を務めました。2016年6月にCEO職を辞任し、代表取締役会長のみを務めました。そして、2021年6月25日の株主総会で会長を退任し、相談役に就いたとのことです。鈴木修さんはスズキの成長に大いに貢献し、その経営手腕と歯に衣着せぬ言動からマスコミの注目度も高く、多くの新聞・雑誌や経済番組に頻繁に登場しています。また、全国各地に点在するディーラーや小売店の整備工場へは自らの足で出向くほどフットワークが良いことで知られ、現場スタッフやユーザーの声を直に訊いたりするなど顧客の動向や問題点の洗い出し、販売戦略、製品改良等の探求(追求)に余念がないとされています。
鈴木修の名言集(1)
名言1
ぺしゃんこに潰されるのは嫌だから、「この野郎」という気持ちで挑戦し続けてきた。
名言2
メーカーというものは工場にカネが落ちているところだ。設計がいいモノを考えて、生産現場がいいモノをつくれば、そんなもん、売れますよ。管理なんて必要ない。
名言3
ビジネスは深く静かにやるのが理想。華々しいのは桜と一緒で、パッと咲いてパッと散る。
名言4
1部品につき1グラム軽く、1円安く
名言5
コスト削減は結果だ。現場に金が落ちている
名言6
追いかければ追いかけるほど、ツキは逃げていく。
名言7
トップダウンはトップの号令で動くことではなく、トップが現場に下りること
名言8
「ツキと、出会いと、運」です。先見の明があったなどとは口が裂けても言えません。私に言わせれば、どんな先見の明も、すべて後講釈といいますか、後付けにすぎません。試行錯誤があるだけです。
名言9
強い人と競争しても、弱い人と競争しても、競争は競争。相手がすごいからといって怖じ気づいているようでは最初から負けだからです。
名言10
自動車メーカーのない国に行けば一位になれる。
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