
今日は一生一緒にNVIDIAでお馴染みのNVIDIAについて解説していくよ!
Chat-GPTなどのブームによりGPUの需要がますます大きくなっていくね!
NVIDIAにはますます追い風になるような情勢だね!
機械学習による業績UPはわかるんだけど、それ以外はよくわからないから詳しく知りたい!
1.NVIDIAとは?
NVIDIAはアメリカ カリフォルニア州にある、GPUやSoCの製造を手掛ける半導体大手企業半導体大手企業だよ
近年はGPUの売上増加から、非常業績が好調な企業になっているよ
今後のAIブームを考えるとNVIDIAは世界にとって無くてはならない企業だね!
概要 | 備考 |
設立 | 1993年 |
本社所在地 | カリフォルニア州サンタクララ |
時価総額 | 6823.3億ドル |
主要製品 | グラフィックス処理ユニット(GPU)、システムオンチップユニット(SoC)、アプリケーション固有集積回路(ASIC) |
CEO Jensen Huang
2023年5月25日には総資産がなんと9000億円(64億ドル)も増えた、CEO Jensen Huang氏
元々はAMDで勤務をしていたんだね
9000億円!?
1日で楽天分くらいの時価総額が増えたんだね汗
- 1963年〜 台湾の台南市で生誕
- 〜1992年 LSI LogicとAMDで勤務
- 1993年〜 NVIDIAを共同設立

2.GPUとは?
そもそもGPUって何?って方のために簡単に解説するね!
詳しい解説は下記リンクから確認してね!
GPUとは、画面上でのグラフィックス描画を高速化するために設計された専用プロセッサだよ FF6000
じゃあ何故機械学習で利用されているかというと、GPUの最大の特徴は多くのデータを同時に処理でき、機械学習、ビデオ編集、ゲームアプリケーションなどに役立つからなんだ!
機械学習は大きなデータを高速で処理するため、CPUに比べて並列処理に強いGPUが大きな効果を発揮するんだ!
だからChat-GPTの利用頻度が増えるたびにGPUの需要が増えるんだね!
3.業績は?
下記グラフはNVIDIAの業績を2016年から四半期ごとに表したものになります。
売上が2016年から脅威の最大7.18倍になっていますね!
詳しくはリンク先に書いあるけど、データセンターセグメントの伸びが業績を牽引しているね!
すごい業績の推移だね!!
GamingのGPU不足が印象深かったけどデータセンターが一番なんだね!

株価
4.NVIDIAセグメント別売上推移
それではセグメント別の売上推移からどのセグメントで需要があり、今後はどういった分野に注目するべきかを分析していきたいと思います。
まずは売上に占める各セグメントの割合を表した図になります。
元々圧倒的なGamingのシェアがあったものの、近年のAIバブルビックデータ需要の増でデータセンター部門がGaming部門を上まっています。

データセンター
2016年から7年間で売上が脅威の52倍となっている。
特に2018年からのAIブームにより、クラウドコンピューティングによるAIの発展が加速しました。
GPUは特に並立計算処理に利用され、GPUの性能が計算処理の性能を大きく左右します。
計算データ量が加速度的に増え、今後もデータセンター需要の爆発が確認できます。

ゲーミング(Gaming)
2016年からピークの2022年には脅威の売上4倍となっている。
これは皆さんがお聞きになった事があるであろう、GPU不足による価格の高騰によるところが大きい。
このGPU不足はコロナによる巣篭もり需要から起きている。
巣篭もり需要の解消とGPU価格の正常化からコロナ前の売上水準に戻ったことから、バブルが落ち着いたことが確認できる。
今後NVIDIAの売上を担っていくのはやはりデータセンタービジネスであることが非常に浮き彫りになっている。
しかし、今後もGaming以外にもVRなどの別分野で十分にGPUの活躍は期待でき、今後もこのセグメントの売り上げアップは期待できる。

Professional Visualization
NVIDIAのProfessional Visualizationのセグメントは、デザイン、ビジュアライゼーション、科学、医療、エンジニアリングなどの分野で使用される高度なグラフィックスとコンピューティングを提供しています。
また、QuadroとTesla GPUを使用したワークステーション向けのグラフィックスカードを提供しています。
グラフの売上推移は完全にゲーミングと同じ様な推移を辿っており、コロナ禍ではデザインや化学、医療系も好調に需要が増加したことが見て取れます。
2016年から比較的安定して収益が推移しており、このまま陰でNVIDIAを支えるセグメントとなりそうです。

自動車系(Automotive)
NVIDIAのAutomotiveセグメントは、自動運転車のためのエンドツーエンドのソリューションを提供しています。
自動運転車に必要な高度なコンピューティングプラットフォームを提供しており、自動運転車に必要なすべての機能を実現するために必要なソフトウェアとハードウェアを提供しています。
近年では自動運転の需要増により、売上が徐々に大きくなってきています。
自動運転の発展に向けてコンピューティングプラットフォームの需要は今後さらに高まり、Autoセグメントの爆発が今後のNVIDIAの業績をさらに押し上げる燃料になるかもしれません。

OEM&Other(その他)
OEM&Otherのセグメントでは今までに紹介した4つのセグメントから外れた領域の特定顧客に対するセグメントです。
GPUを必要とする企業も多く、そういったBtoBビジネスをくくったセグメントになります。
近年は他セグメントへの吸収が激しくセグメントとしては減少したいますがこれは区分けの問題でしょう。

5.フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)との関係性は?
2023年現在、NVIDIAはSOX指数の構成銘柄の一つとなっており、その構成比重は第1位となっています。
NVIDIAがこのSOX指標を牽引していると言っても過言ではないですね。
6.NVIDIAの今後
最近やっと耳に馴染むようになったGPU
ここまでのNVIDIAの業績を見ていくと、圧倒的にデータセンターでの需要が大きいことが分かったかと思います。
それでは今後GPUの使用機会は増えていくのでしょうか?
現状の考えからいくと、今後も伸び続ける可能性が高いと考えられます。
昨今話題のChat-GPTもバックエンドではクラウドコンピューティングをGPUを駆使して行っており、今後の発展がますます期待されます。
下記記事にてChat-GPT銘柄についてまとめておりますので、ご一読いただければ幸いです。
コメント
[…] 覧ください。http://kabushikihakushi.com/2023/03/26/nvidia%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9fgpu-%e3%81%ae%e8%a6%87%e8%80%85%e3%81%a7ai%e3%83%96%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%80%81chat-gpt%e3%82%92%e9%99%b0%e3%81%a7%e6%94%af%e3%81%88%e3%82%8b%ef%bc%9fsox%e6%8c%87/ […]